【事例紹介】ノバレンズのデザイン実績 西麻布「23:45」

【事例紹介】ノバレンズのデザイン実績 西麻布「23:45」

今回ご紹介するのは、港区西麻布の交差点に位置する、会員制カラオケバー「23:45」。洗練された空間と徹底したこだわりが織りなすこの場所は、まさに大人のための特別な隠れ家です。その舞台となるのは、西麻布のランドマークとも言える建築物「The Wall」。歴史ある建物の一角に位置するこの店舗は、港区の夜景と共に非日常のひとときを楽しめる空間となっています。

西麻布という特別なロケーション

西麻布は、港区の中でも特に洗練された雰囲気を持つエリアであり、多くの文化人やアーティストたちが集い、アートや高級グルメ、ナイトライフが融合する場所として知られています。周囲には有名なレストランやバーが点在し、大人のための落ち着いた空間が広がっています。その中でも「23:45」は、広尾駅から徒歩8分、六本木駅から徒歩12分とアクセスも良好で、六本木の喧騒から少し離れた静けさが魅力です。

アートと建築が融合する「The Wall」

「23:45」が入っているビル「The Wall」は、外苑西通りに面した西麻布の象徴ともいえる建築物です。このビルは、イギリスの著名建築家ナイジェル・コーツによる設計で、赤レンガと鋳鉄を用いた特徴的な外観が目を引きます。地上5階、地下2階建ての「The Wall」と、隣接する「Art Silo」の2棟で構成され、どちらもバブル期の1990年代初頭に完成しました。特に「The Wall」の大通り沿いの壁面には、現代アート作家グレイソン・ペリーの作品が埋め込まれており、訪れる人々を迎える象徴的な存在となっています。

ナイジェル・コーツはほかにも、日本国内でも北海道札幌市のすすきのエリアにある、SNSでも話題となったインパクトのある建造物「ノアの方舟」を手掛けており、その独創的な建築スタイルで知られています。また、「The Wall」内には、西麻布の夜景を望む高級レストランや、エイベックスが運営する現代アートギャラリー兼カフェ、老舗バーなど、アートとラグジュアリーを体現するテナントが並びます。

 アート建築「The Wall」に息づくラグジュアリーデザイン

「23:45」の内装デザインは、「The Wall」の建築が持つアート性や重厚感を取り入れるべく、デザイナー・IKKIとノバレンズ代表の寺島が丁寧に手がけました。全体のテーマは「洞窟」。「The Wall」の個性を活かしつつ、さらに非日常の世界観を追求したものとなっています。壁面には自然の岩肌を思わせる立体的なデザインを施し、間接照明がその質感を美しく引き立てています。エントランスには100年以上前のヴィンテージ鉄扉を採用し、訪れる人々に時代を超えた重厚感を感じさせます。

カウンターエリアでは、透明感のあるカウンタートップと柔らかな照明が、高級感と温かさを演出。一方、個室では彫刻のような壁面デザインに植物をあしらった天井が調和し、洗練された自然空間を思わせる仕上がりになっています。

女性も喜ぶ上質な空間美

「23:45」では、女性がリラックスしながら楽しめる空間作りにもこだわっています。柔らかな照明や高級感のあるテーブルやソファを設置し、訪れる女性たちを包み込むような居心地の良さを提供しています。また、特にこだわり抜いたデザインとして、一部の部屋に備え付けられた大理石のバスルーム。贅沢なリラクゼーションをもたらす場所として、女性に人気の空間となっています。SNS映えするフォトジェニックなポイントとしても話題です。

非日常の体験を提供する「23:45」

「23:45」は、カラオケバーという枠を超え、アートとラグジュアリーが調和した特別な空間を提供しています。港区西麻布という洗練されたエリアの魅力、そしてその中でも際立つ「The Wall」という歴史ある建物の中で、「23:45」は特別な夜を過ごしたい大人たちに最適な場所です。この空間が持つ魅力は、弊社デザイナーの精巧なデザインと施工によって実現されました。石壁やヴィンテージの鉄扉、大理石のお風呂など、細部にわたるこだわりが、西麻布という土地にふさわしい洗練された雰囲気を演出しています。訪れる人々にとって、ここでのひとときは日常を忘れる特別な体験となるでしょう。

これからも私たちは、特別なひとときを求めるお客様に寄り添い、唯一無二の空間を創り上げていきます。ラグジュアリーな飲食店やバーの空間づくりをお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。