【事例紹介】ノバレンズのデザイン実績 恵比寿「bar centfolia(バー セントフォリア)」
今回紹介するのは洗練された大人の街として知られる東京・恵比寿の一角に佇む「bar centfolia(バー セントフォリア)」。花と植物をテーマにした独特の世界観の魅力や内装デザイン、そしてバーテンダー・駒井健介氏による特別なカクテル体験を通じて、「bar centfolia」の魅力に迫ります。
東京カルチャーの交差点・恵比寿が育む大人の隠れ家
恵比寿は、歴史的背景と再開発によるモダンな街並みが共存する、東京屈指のトレンドエリアです。駅周辺には洗練されたレストランやバー、ギャラリー、劇場が点在し、国内外から訪れる大人たちを魅了してやみません。
JR恵比寿駅から徒歩数分、表通りから一歩入った路地に位置する「bar centfolia」は、そんな恵比寿ならではの“静かなる洗練”を感じさせる存在。駅前の賑わいを少し離れたその場所は、特別な夜を静かに始めたい人々の隠れ家として、多くのファンを引き寄せています。
花と植物が織りなす芳醇な空間
「centfolia」という店名は、バラの品種「センティフォリアローズ」に由来します。バラやハーブをモチーフにしたアートワークや緑のアクセントが店内を彩り、壁面にはサインペインターによるフラワーモチーフのペイントが施されています。こうした演出は、ドリンクをただ味わうだけでなく、空間全体で“五感を満たす”ことを意図したもの。
柔らかな間接照明に照らされるカウンターやテーブル席は、初めて訪れた人にも居心地の良い雰囲気を提供します。無機質な素材をあえて抑え、木材やファブリックなどの温もりある素材を組み合わせた内装は、クラシックなヨーロッパのラウンジを思わせる上品さと自然の息吹を同時に感じさせます。
食と香り、そしてストーリーが織り込まれた一杯
「bar centfolia」で欠かせないのが、バーテンダー・駒井健介氏の存在です。彼は長年培ってきたバーテンディングの技術に、独自の感性を掛け合わせ、華やかで奥深いカクテルを生み出します。
厳選したクラフトジンやハーブリキュール、エディブルフラワーなどを用いたオリジナルカクテルは、一杯ごとに異なる物語を秘めています。ゲストの好みやその日の気分に合わせて、駒井氏がグラスの中で小さな世界を創り上げる様は、まるでアーティストがキャンバスに絵を描くよう。その過程をカウンター越しに眺め、彼との会話を楽しむ瞬間こそ、「bar centfolia」で過ごす時間の醍醐味と言えるでしょう。
視覚と味覚の競演—デザインが生む体験価値
ノバレンズが手掛けたデザインは、ただ美しいだけでなく、利用者に「体験価値」をもたらします。大きなガラスサッシからは控えめに外光が差し込み、繊細な花のイラストが映え、来客の期待感を高めます。店内では照明によって時刻やシーンに合わせた雰囲気作りが可能となり、夕暮れから深夜へと時を経るごとに、異なる趣きを醸し出します。また、適度にゆとりをもたせた席配置やコンセント完備のカウンター席など、実用的な面にも配慮が行き届いているため、長居して自分だけの時間を楽しむこともできます。このように、デザインと機能性を巧みに統合し、訪れるたびに新しい発見をもたらす空間になっています。
恵比寿で生まれる、新たなバー文化
花やハーブの香りに包まれ、駒井健介氏が創る特別な一杯を楽しみ、ノバレンズが練り上げた空間デザインを眺める—「bar centfolia」は、そのすべてが揃ったトータルエクスペリエンスを提供します。
成熟した文化と洗練が息づく恵比寿で、「bar centfolia」は単なる飲食店ではなく、新しいバー文化を発信する拠点となっています。訪れるたびに異なる表情を見せるこの空間は、日常を少しだけ豊かに、特別な思い出へと彩りを添える場所。店舗デザインや空間づくりを検討される際は、ぜひノバレンズにご相談ください。